ヘッドライトをキレイに!


昨今の自動車のヘッドライトは太陽からの紫外線を受けて劣化し、黄ばみます。

大体はヘッドライトに塗られているクリア層(プラスチックを保護するバリア)が紫外線にやられて黄ばむ、くすむなどの症状が出るのが原因です。

ヘッドライトがキレイかそうじゃないかだけでも車の印象はずいぶんと変わります。

経年劣化相応にみられない為にもヘッドライトを研磨してキレイにしましょう。

 


黄ばんだヘッドライト。平成19年のボクシーです。10年選手ですがまだ現役です!

こいつを今からキレイにしていきます。






軽めにマスキングして自動車専用のサンドペーパーで粗削りします。

ヘッドライトの傷も浅ければこの時に一緒に削ってしまいます。

 

 

 

粗削り後、当店で使用しているコンパウンドの中で一番粗い物を使い先ほどのペーパー傷を取り除いていきます。

だいぶキレイになりました。しかし実物はまだまだ傷だらけに見えますのでここから更にコンパウンドを細かいものに変えて磨き込んでいきます。

 

 

 

写真では違いがあまりわかりませんね。。

 

 

 

磨き込んだのち、フッ素のコート剤を塗って完成です。

最初と比べると比較にならない程美しくなりました!

コート剤は紫外線をヘッドライトの代わりに受けて劣化しいずれは剥がれます。定期的(目安としては半年くらい)にメンテナンスをするか、ガラスコーティングをしてしまいましょう。

ヘッドライトがくすんでいる(またはキズがある)事で透過率が下がっていると夜の運転で視界が暗かったり、車検で光束(光の量)が少ないと判定されて落とされる事があります(平成26年度辺りからは非常にやりづらくなりました。)

安全性を確保する意味でもヘッドライトの磨きは必要です。

外観も安全性も手に入れる事ができるヘッドライト研磨。お客様のご予約をお待ちしております。

 

 

作業工賃:左右で5400円(作業は1時間程)

 

また、非常に蛇足ですが社外品のHIDキットを付けていらっしゃる場合、粗悪な商品は思いっきりヘッドライト内側に紫外線を放つモノが存在します。

内側の磨きはヘッドライトを真っ二つにしないとできませんのでUVカットバルブのバーナーをチョイスする(それでも紫外線は出る)か、LEDバルブ(無紫外線タイプ)を使用する事をおすすめします。

LEDは消費電力も少なく、熱もほとんど持たない(ヒートシンク付きがベスト)のでオススメです。FCL・小糸製作所辺りが良いと思います。

バルブのチョイスも迷われているなら当店にご相談下さいね。

何でも相談に乗ります。








2017年10月20日